こんにちは！かなみです！
幸せホルモンと呼ばれているセロトニン。ぜひとも増やしたい！！
セロトニンを増やすにはどうすればいいのでしょうか？？
ここでは腸内細菌とメンタルの関係性について、できるだけわかりやすく説明しています。
メンタルの改善が認められない人や、便秘で困っている人に特に見ていってほしいです！
↓↓↓こういうことがわかります↓↓↓
腸内環境とメンタルの関係性。
便秘とストレスの関係性。
ストレスホルモンと幸せホルモンの関係性。
腸内環境改善方法。
腹部不調（便秘、軟便）の割合
ところで、便秘や軟便で困っている人はどのくらいいるのでしょうか。
厚生労働省の統計データを見てみました。
※軟便の項目がなかったので、下痢の項目で見てみます。便秘は項目がありました。
【便秘】総数：4315千人 有訴者率：34.8％ 男性：1518千人 有訴者率：25.4％ 女性：2797千人 有訴者率43.7％
【下痢】総数：2179千人 有訴者率：17.6％ 男性：1146千人 有訴者率：19.2% 女性：1033千人 有訴者率16.1％
厚生労働省 令和元年2019 年 国民生活基礎調査の概況 P37
千人対についての補足
これはすべての人に調査したというわけではありません。下痢より便秘が多いことはわかると思います。とにかく腹部の不調多いですね。。。困っている人たくさんいるでしょう。
腸とストレスについての論文
うつ病と腸内細菌についての論文
功刀さんは論文の冒頭で「うつ病は慢性ストレスを誘因として発症することが多いが、腸内細菌とストレス応答との間に双方向性の関連が示唆されている。」と述べている。うつ病の原因であるストレスは腸内環境との関連があることが考えられるみたいですね。
うつ病・自閉症と腸内細菌叢 腸内細菌学雑誌 32(1), 7-13, 2018 公益財団法人 日本ビフィズス菌センター
セロトニンと腸との関係についての論文
湊川さんらは、セロトニンに変換する経路が脳と腸にあったと言っている。腸においてはかなりのセロトニンが生成されているらしい。
A-1.セロトニンの脳及び腸内レベル調節機構に関する研究 臨床化学シンポジウム 13(0), 2-4, 1974一般社団法人 日本臨床化学会
便秘とストレスについての論文
便秘と労働生産性についての論文
抄録にて、三輪さんは「機能性ディスペプシアや過敏性腸症候群，慢性便秘などの機能性消化管障害は，その患者数が極めて多いだけでなく，QOLを著しく低下させ，労働生産性にも影響を与える重要な疾患である．この疾患はストレスと深く関連し，複雑化する社会と深く結びついている．」と述べている。
機能性消化管障害の新時代 三輪 洋人 日本消化器病学会雑誌 117(10), 825-833, 2020 一般財団法人 日本消化器病学会
便秘がQOLに与える影響についての論文
木下さんらは「複数の論文で，慢性便秘の腹部症状が日常生活に支障をきたすことが報告されており、本研究結果は先行研究と同様の傾向を示した．これらの結果から，慢性便秘を呈する者は，それ以外の者と比較して HR-QoL が低く，特に腹部症状を併発した慢性便秘を呈する者は，さらに HR-QoL が低いことが示唆された」と述べている。
慢性便秘が日本人の健康関連quality of lifeおよび労働生産性に与える影響の検討 日本消化器病学会雑誌 117(6), 504-513, 2020 一般財団法人 日本消化器病学会
幸せホルモンとストレスホルモンについての論文
スキンシップとオキシトシンについての論文
有田さんは「脳幹・背側縫線核のセロトニン神経はオキシトシン受容体を備えてるので、脳内オキシトシンの分泌が増えるとセロトニンが活性化され、不安や緊張、鬱などストレスフルな気分を解消させる。その役割は、視床下部のストレス中枢を抑制して。視床下部・下垂体・副腎システムを抑え、ストレスホルモン（コルチゾール）の分泌を減少させることが明らかにされた。」と述べている。
スキンシップと団欒はオキシトシンを介してストレスを解消させる 有田秀穂 国際生命情報科学会誌 33(1), 96, 2015 国際生命情報科学会
腸内環境改善で幸せホルモンを増やす方法
直接菌を取り込む
ヨーグルト
乳酸菌飲料
腸内で増やす
食物繊維をとる オリゴ糖をとる ちなみにバナナは最強
セロトニンを作る材料にトリプトファンと糖が重要です。
バナナは糖が多く、トリプトファンも含まれています。 バナナは食物繊維も豊富で腸内改善が期待できます。 効率的にセロトニンを作るにはバナナを食べるとよいです。
腸内環境以外で幸せホルモンを増やす方法
腸内細菌を増やす以外で、幸せホルモンを増やす方法も説明していきます。
先ほどの論文で言われている幸せホルモンを増やす方法を紹介します。
有田さんは「ストレスホルモンの分泌を抑制するための活性化因子は、グルーミング行動であり、マッサージ、エステ、リフレクソロジーなど心地よいスキンシップ、友人や家族との団欒など、である。これらの社会的癒行動は、ストレス解消術として知られてきたが、その背景に、オキシトシンという脳内物質が働いていることが判明した。」と述べている。
スキンシップと団欒はオキシトシンを介してストレスを解消させる 有田秀穂 国際生命情報科学会誌 33(1), 96, 2015 国際生命情報科学会
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