私は生きることを決めた

私はここ数年死にたい気持ちをもって生きてきました。しかし、今回気持ちが変わって、生きようと決心しました。

なぜ生きようという気になったのか、何がきっかけでそうなったのか、心境を書いていこうと思います。

私は大学生の頃にうつ病一歩手前という診断を受けて、学校を休学した経験があります。メンタルクリニックに通い始めたころにはもう希死念慮(死にたい気持ち)があって、どうすればいいかわかりませんでした。クリニックに助けを求め、3年ほど治療した結果うつ症状は改善し、仕事にもつきました。しかし、私は組織で働くのが苦手だったので挫折し、適応障害の診断の元、休職することになりました。

なんだか生きづらいなと思いながら生きてきた24年間。死にたいと思うこともあり、どうやって死のうか考えて、死に場所を探しに行ったこともありました。しかし、死を決行することはありませんでした。

私には家族がいます。両親と犬とメダカです。犬とメダカは1年前から一緒に暮らしていて、両親とは24年一緒に暮らしています。私が今まで死ななかった(死ねなかった)のは家族がいたことが大きかったと思います。これはあまりよくない考えですが、家族が全員死んでくれたら、私も気兼ねなく死ねるのにな、と思ったこともあります。

しかし今では家族がいてくれたことに感謝しています。少なからず、心の支えになっていました。犬とメダカは私に癒しをくれます。両親は私を支えてくれています。いつか私が元気になったら、恩返ししたいです。

先日、母の仕事先でショックな出来事がありました。母の知人が自死したそうです。私もその人の話を母から聞いていたので、顔は知りませんでしたが性格や雰囲気は理解していました。自死した人は女性でまだ20代。親と子で同じ職場で働いていたそうですが、親(母)が帰宅したころには冷たくなっていたそうです。

私の母は自分がもし、子ども(私)をなくしたらと考えたそうで、怖くなったようです。私がメンタルクリニックに通っていることは知っているので、もしかしたら自殺する可能性もなくはないと頭の片隅で思っていたようで、お願いだから死なないでと言われました。私は、死なないよ。親より先には死なないよ。と言いました。私は本心でした。母が心配になりました。母が心配なので、先に逝けるわけがありません。

私は今回の出来事により、母の気持ちを知ることができ、自分の本心も知ることができました。

私は少なからず両親が健在であれば、生きていることでしょう。自殺はしないと決めたので、あとは事故にあわないようにすることと、健康でいることを意識して日々を生きていきます。

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